7月29日(金)朝8時前に、クラス分けの結果が貼り出されている教三楼のロビーに行って自分のクラスを確認すると、昨日のプレースメント・テストと同じ部屋になっていた。もしかして、やっぱり昨日の先生の班かと嫌な予感がする。
昨日の試験担当の先生が、英語を使いすぎるというのは分かりやすい理由やけど、一事が万事。学習者と向き合う姿勢というか雰囲気というか、ちょっと合わへんなと感じていた。
教室に入ると、案の定、昨日の先生である。でも、授業を受けてみないと分からない。気を取り直して、開始を待つ。 6月末に前のクラスの授業が始まった時、自己紹介も何のウォームアップもなく、いきなり「生词」(新出単語)を読む練習から始まってびっくりしてんけど、なんと、今回もまたいきなり「生词」から始まる。だから、授業が終わった今も先生の名前も知らない。その時点で、もう80点ぐらい減点である。
そして肝心の授業である。不安が的中し、英語のオンパレード。
「明白了?」
「Could you understand?」(発話まま)……
「You don't know?」
「你不知道吗?」……
ずっとこの調子である。出来ない中国語を必死に聞き取ろうとしているところに英語が入ってくるので、スイッチの切り替えが頻繁に起きているような感じになり、中国語回路の構築が一向に進まない苛々が募ってくる。なんというか、積み木を積み始めたら崩されるというか。。。またしても、どんどん不愉快になっていく。
ついていくのが大変そうな学生も何人かいて、先生の英語使用は更に増加する。レベル分けのテストが万能でないのは分かるけど、それにしても明らかにA+班の時より出来ない学生が何人かいて、なかなか進まない。
そして、そのまま新出単語の勉強が2時間続いた。先生と学生の間でのやりとりは何度かあるものの、話す練習もない。やっと、次の先生に変わると思っていたら、3時間目も変わらず、最後までその先生が教える。後で聞いたら、もう一人の先生が担任だが、今日は事情があって来れないとのこと。
途中で、クラスの中で上位と思われる隣の韓国人の学生と話す。「違うところで勉強してたけど、北京語言大学が良いと聞いて移ってきた。それなのに、この先生は英語ばかり使う。英語はあまり分からないし、そもそも中国語を勉強しに中国までやってきたのに、これでは勉強にならない。」と不満をもらす。
前のクラスのクラスメートが一人いて、彼女も不満に思っていることが分かり、B+班への移動についてみんなで相談、先生にも話す。今日、他のクラスを受けてみたいと言ったところ、担任がいないので今日は駄目で、月曜朝まで待つように言われた。休み時間中にB+班のところに行って教科書を見せてもらったら、ピンイン付きで文法も語彙も特段難しそうには見えない。B班の教科書『说汉语』がピンインなしなので、漢字の苦手なインドネシア人の学生が混乱する。『说汉语』は、ざっと見たところ話題シラバスで、この教科書自体は結構気に入ったので悩ましい。
4時間目が終わり、英語を使うのを止めてほしいと先生に抗議。
「私も本当は使いたくないけど、分からない人がいるから仕方がない。」
「でも、英語で話しかけていた学生の中には、英語が出来ない人もいましたよ。」
「え、そうなの?」
「・・・」
どれだけ自分が英語を使っているか、おそらく自覚していないと思う。
昼休みに、同じメンバーで教科書を見に行こうということになり、教三楼1階の教科書コーナーに行ったら、偶然、前のクラスの面白い先生に出会い、改めて相談。『301』の次は『说汉语』をやったほうがいいと言われ、英語の問題は先生からも言ってもらえることになった。もう一つ言われたのは、クラスのレベルを変えることは出来るけど、同じレベルで他のクラスに変えることは出来ないということ。
そんなこんなで昼休みが30分を切り、急いで昼ご飯を食べて教室に戻る。午後の授業も若い先生やったけど、この先生は良かった。英語は全く使わないし、ちゃんと学習者一人一人に気を配ってくれているのが分かる。自分が初日に教えるとしたら、似たようなことをするかなと思える内容でもあり、楽しめた。
・「先生に聞きたい質問」を学習者から引き出す。 > 回答の仕方もみんなで考える。
例)出身はどこですか。北京から遠いですか。何が有名ですか。
・ペア練習 > 発表
・一人で前に出て学習者全員から順番に一つずつ質問を受ける(合計3人)。
この先生に受け持ちの日を聞いたら、月水金の週3日で、火木は別の先生が教えるとのこと。火曜が楽しみなような怖いような。
B+班の教科書より『说汉语』で勉強したいので、このままB 班にいようと思うけど、月曜、担任の先生の授業を受けてみて、最終的に決めようと思う。